沄沄(うんうん)とは

沄沄

【読み】うん – うん

【意味】

1.水がめぐり流れるさま。うづまき流れるさま。
〔杜甫、次空靈岸詩〕沄沄逆素浪、落落展清眺。
〔陳子昂、入東陽峽與李明府船前後不相及詩〕奔濤上漫漫、積水下沄沄。

2.沸き流れるさま。
〔楚辭、王逸、九思、哀歳〕窺見兮溪澗、流水兮沄沄。
〔注〕沄沄、沸流貌。
〔孛朮魯翀、先聖廟碑銘〕恆山嶙嶙、滹水沄沄。

3.ひろびろとしたさま。
〔李華、潤州丹陽縣復練塘頌〕望沄沄兮視冥冥、鳥閒魚樂葭菼生。
〔柳宗元、懲咎賦〕凌洞庭之洋洋兮、泝湘流之沄沄。

4.聲音のひろく遠くゆき渡るさま。
〔元結、大唐中興頌〕能令大君、聲容沄沄。
〔宋史、樂志九、禘祫樂章〕聲容沄沄、被于八荒。

【参照】『大漢和辞典』大修館書店 諸橋轍次・著

垠堮/垠鍔/垠鄂(ぎんがく)とは

垠堮/垠鍔/垠鄂

【読み】ぎん-がく

【意味】かぎり。邊際。極限。垠鍔。垠鄂。垠際。

【例文】「縹渺ひょうびょうとして前後垠鄂ぜんごぎんがく有る無し」

〔淮南子、俶眞訓〕未有形埒垠鄂。
〔杜甫、有事于南郊賦〕溟涬爲之垠鄂。

〔張衡、西京賦〕前後無有垠鍔。
〔注〕善曰、許愼曰、垠鍔、端崖也、銑曰、垠鍔、際畔。
〔王騰辨、蜀都賦〕羊腸繞其垠鍔、鳥道駕於至虚。

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邊際

【読み】へん-さい
【意味】はて。かぎり。ほとり。きし。際限。邊涯。

〔徐陵、東陽雙林寺傅大士碑〕色艶沉檀、香踰詹蔔、我有邊際、隨機延促。
〔孟浩然。洛中送奚三還揚州詩〕水國無邊際、舟行共使風。

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僧窓/僧窗(そうそう)とは

僧窓/僧窗/僧窻/僧牕

【読み】そう-そう

【意味】寺のまど。「僧牕」とも書く。

【参照】『大漢和辞典』

僧窗(ソウサウ)
寺のまど。又。僧牕にも作る。
〔張耒、夜聞風雨有感詩〕何當粗息飄萍恨、卻誦僧窗聽雨詩。
〔陸游、長歌行〕成都古寺臥秋晩、落日偏傍僧牕明。

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