カテゴリー「 熟語 」の記事

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委墩 【読み】いとん 【意味】墩は、物をずっしりと集積すること。委墩で、まかされて重くのしかかる意か。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 15頁 4行目 意味は文庫本の「注」語彙説明 …
田塍 【読み】でんしょう 【意味】田のあぜ。田畠のうね。 〔劉禹錫、插田歌〕田塍望如線、白水光参差。 〔蘇舜欽、遊山詩〕崎嶇縁田塍、時又渉、狹磎。   田塍閒/田塍間 【読み】でんしょう-あいだ 【意味】田のあ …
饂麺/温麺 【読み】うんめん 【意味】汁で煮たうどんの一種。特に江戸時代、奥州白石(宮城県白石市)の名物として著名であった。  
市塵 【読み】しじん 【意味】 1.市街しがいにたちこめるちりやほこり。 〔文例〕「四隣農事促、一径市塵稀」(出典:『蹈海集』三、田間夏興・著) 2.市中の雑踏ざっとう。町中のにぎわい。 〔文例〕「俗気都にも増せる市塵の …
薄醨 【読み】はくり 【意味】うすいさけ。醨は、薄い酒、または、汁。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 204頁 14行目 「薄醨口ニ上ラズ。饂麵ヲ食シテ去ル。」  
推刃 読む:すいじん 意味:刃をおし返す。後世、復讐のことをいう。  
除災増福 【読み】じょさい-ぞうふく 【意味】災難や不運を払い、福祐ふくゆう増進を祈ること。 福祐・・・神のたすけ。神祐。転じて、幸福。さいわい。また、そのさま。 ちなみに、除災招福は 、災難や不運を払い、良い運や幸せを …
巫者 【読み】ふ-しゃ 巫覡 【読み】ふ-げき 【意味】神に仕えて、祈祷きとうや神おろしをする人。「巫」は女性、「覡」は男性にいう。 【例文】「巫覡卜相ふげきぼくそうの徒ともがらの前まえに首こうべを俯うつぶせんよりは」< …
竹萌 【読み】ちくほう 【意味】たけのこの異名。 〔詩、大雅、韓奕、其蔌維何維筍及蒲、箋〕筍、竹萌也。 〔蘇軾、和陶郭主簿詩〕雀鷇含淳音、竹萌抱靜節。
曲欄 【読み】きょくらん 【意味】曲線を描いた欄干。 【例文】 *六如庵詩鈔-二編(1797)二・嵯峨別業四時雑興三十首 「消遣清愁倚曲欄、亭高山気送二星寒」 *虞美人草(1907) <夏目漱石>一一 「楼を描き、廻廊を …
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