2021年11月

5件の投稿

藤沢周平の時代小説『神谷玄次郎捕物控』に 「お前は太鼓(くる)を叩きすぎたようだな。それでかえって自分が怪しまれてしまったのは皮肉な話だ」 と言う台詞せりふがある。 この中の「太鼓(くる)を叩く」の意味が解らず、図書館で …
うんすんかるた(宇牟須牟賀留多) 江戸初期、南蛮船で日本に渡来した西洋カルタに日本風の工夫を加えたもの。 「うんすん」の名称の由来は、元来ポルトガル語「um sum」で、最高最上の意という説と、 日本で加えた絵札の「スン …
独擅場 【読み】どくせんじょう 【間違いから慣用化】 「どくだんじょう」と読む間違いが、慣用読みとなり、「独壇場」と書くように、慣用化した。 〔補足〕「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場 (どくだんじょう …
諸刃の剣 【読み】もろは の つるぎ 非常に読み間違いの多い言葉。 今回の場合、「剣」を「やいば」「けん」と読みません。 従って、「もろはのやいば」「もろはのけん」とは、誤った読み方となります。 【意味】相手にも打撃を与 …
御多分に漏れず/御多分に洩れず 【読み】ごたぶん に もれず 「御多聞」と書く間違いが非常に多い。 【意味】世間と同じように。例外ではなく。 【例文】 「御多分に洩れずうちの会社も人手が足りない」 「何れ折の内の帰りは、 …
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