竹萌 【読み】ちくほう 【意味】たけのこの異名。 〔詩、大雅、韓奕、其蔌維何維筍及蒲、箋〕筍、竹萌也。 〔蘇軾、和陶郭主簿詩〕雀鷇含淳音、竹萌抱靜節。
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曲欄 【読み】きょくらん 【意味】曲線を描いた欄干。 【例文】 *六如庵詩鈔-二編(1797)二・嵯峨別業四時雑興三十首 「消遣清愁倚曲欄、亭高山気送二星寒」 *虞美人草(1907) <夏目漱石>一一 「楼を描き、廻廊を …
晃峰 【読み】こうほう 【意味】晃は、日光の合字。よって、日光山の峰のこと。 【例文】雀宮ヲ過ルヤ晃峰ヲ乾位ニ望ム 〔読み〕すずめのみや を すぐ るや こうほう を けんい に のぞ む 〔意味〕雀宮を過ぎると日光山の …
賡酬 【読み】こうしゅう 【意味】詩歌しいかをよみかわすこと。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 32頁 4行目 「遺稿の中に泉豊洲、倉成竜渚くらなりりゅうしょ、頼杏坪らいきょうへい …
碕沂 【読み】きぎん 【意味】岩石が突き出た岸。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 36頁 14行目 「魚鳥マタ碕沂きぎんノ間ニ相嬉あいあそブ。」 意味は文庫本の「注」語彙説明(26 …
槎枿 【読み】さげつ 【意味】切り株から生えたひこばえ。 竦樛 【読み】しょうきゅう 【意味】ひこばえが上に下に伸びて繁茂していること。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発 …
騒人緇流 【読み】そうじん しりゅう 【意味】 騒人は、屈原の「離騒」に基づく語で、詩人・文人をいう。 緇流は、僧侶。緇は、僧衣の黒染めの色をいう。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 …
穿過 【読み】せんか 【意味】横切る。通り抜ける。つき切る。 【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 36頁 14行目 「池ノ南ハ密竹林ヲナシ、清流ソノ下ヲ穿過せんかス。」 【参照】『大漢 …
日待塚 【読む】ひまちづか 日待塔 【読む】ひまちとう 【意味】日待は、朝方まで人が集まって飲食する信仰のこと。その供養の記念として造立した塔が日待塔である。 「日」は太陽のこと、年月日の意味ではない。日の出を待って夜明 …
一劑/一剤 【読み】いちざい 【意味】服用時点が同一の内服薬。 出典:『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 14頁 8行目 「先生ヲシテ診みセシムルニ一劑ニシテ癒いユ。」