202209/25 切畳紙/裁片畳(きれたとう) 事典きれたたふ, きれたとう, 切畳紙, 畳紙, 裁片畳 眉雪 切畳紙 読み:きれたとうがみ/きれたとう/きれたとうし 裁片畳 読み:きれたとう 意味:(「たとう」は厚紙を折りたたんだ小物入れの意)小切こぎれを入れる畳紙。 例文:「宮は故わざと打背うちそむきて、裁片畳きれたたふの内うちを撈かきさがせり」〔『金色夜叉』前編 第五章、尾崎紅葉・著〕 現代口語訳:「宮はわざと背を向けて、畳紙たとうの中の端切はぎれものを探すふりをした」 註:「裁片畳」は「きれたとう」の当て字。裁断した小さな畳紙の意か。 日本国語大辞典(小学館) コメントを残す コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。