渺漠/渺邈(びょうばく)とは

渺漠/渺邈

【読み】びょう-ばく
【意味】はてし無く広々としているさま。広漠。

【参照】『大漢和辞典』 大修館書店

【読み】びょう
【意味】
1.ひろい。はるか。水などのはてしないさま。
2.小さい。かすか。ごく小さいさま。
3.小数の名。一の千億分の一。埃の十分の一。

【音読み】ばく、まく
【訓読み】すなはら、ひろ(い)

【意味】

1.すなはら。水や草のない砂原。荒野。砂漠(さばく)。
2.広い。果てしなく広々としている。
3.しずか。さびしい。ものさびしい。ひっそりしている。
4.くらい。はっきりしない。ぼうっとしているさま。うつろなさま。

【音読み】ばく、まく
【訓読み】とおい
【意味】はるかである。遠い。

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怒浪(どろう/あらなみ)とは

怒浪

【音読み】ど-ろう
【訓読み】あら-なみ

【意味】怒涛(どとう)に同じ。

荒れ狂う大波。また、はげしい勢いで押し寄せるようすのたとえ。

【文例】

「 怒浪の船体を撃(うつ)声 」 <坪内逍遥>
「 天歩艱難怒浪の如く 」 <東海散士「佳人之奇遇」>

〔典拠:日本国語大辞典 第二版〕〔漢検対象級 1級〕

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嶮巘(けんき)とは

嶮巘

【読み】けん-き
【意味】危くけはしい。山などがかたむいてけはしいさま。嶮戯(けんき)

【文例】「世途の嶮巘列嶂に似たり」<東海散士「佳人之奇遇」>

【読み】けん
【意味】1.けはしい。2.高くけはしいさま。3.山のさま

【読み】き
【意味】1.山の危険なさま。2.すきま。

 

【参照】『大漢和辞典』 大修館書店

舛錯(せんさく)とは

舛錯

【読み】せん‐さく

【意味】

1.物事が反対になって乱れる。入りまじる。入り乱れること。

2.互いにそむきあって乱れること。また、しそこなうこと。しくじり。失策。

〔文例〕刑法(明治十三年)百十二条

「罪を犯さんとして己に其事を行ふと雖も犯事意外の障碍若くは舛錯に因り未だ遂げざる時は・・・」

縦書きで見る『日本国語大辞典』表記の「舛錯」PDF