諸刃の剣
【読み】もろは の つるぎ
非常に読み間違いの多い言葉。
今回の場合、「剣」を「やいば」「けん」と読みません。
従って、「もろはのやいば」「もろはのけん」とは、誤った読み方となります。
【意味】相手にも打撃を与えるが、こちらもそれと同じくらいの打撃を受けるおそれがあることのたとえ。
また、大きな効果や良い結果をもたらす可能性をもつ反面、多大な危険性をも併せもつことのたとえ。
【類義語】
両刃の剣(読み)りょうば の つるぎ
これを「もろは」と読むのも間違い。
【他の「つるぎ」と読む例】
「剣の舞」(つるぎのまい)・・・旧ソ連の作曲家・アラム・ハチャトゥリアンが作曲したバレエ楽曲。
「草薙の剣」(くさなぎのつるぎ)・・・三種の神器のひとつ・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の別称。