軀貌
【読み】く-ぼう
【意味】すがたかたち。からだつき。體貌。姿貌。
〔北齊書、孟業傳〕卿斷決之明、可謂有過軀貌之用。
【参照】『大漢和辞典』巻十 大修館書店
【読み】きょう-ぜん
【意味】心よいさま。満足するさま。
〔荀子、非十二子〕正其衣冠、斉其顔色、嗛然而終日不乙言、是子夏氏之賤儒也。
〔注〕嗛、與慊同、快也、謂自得之貌。
【参照】『大漢和辞典』巻二 大修館書店
【読み】ちゅう-ちん
【意味】僧職。古、寺院の役僧の鎭の第二等のもの。
〔類聚三代格、三〕大・中・少鎭、撿挍、目代等之類。
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店
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〇「鎮」は、寺務を統括する僧侶の役職という意味があり、これは奈良・平安初期に見られた役職で、三綱(さんごう)のさらに上位に位置するものでした。
大鎮・中鎮・小鎮の別があった。
〇鎭/鎮(ちん)は、平安時代の尼寺の僧職の名称。大別当に同じ。
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おお‐べっとう【大別当】
〘 名詞 〙
① 院の別当の一つ。院庁(いんのちょう)の別当数名のうち、本官が大臣であるものを呼ぶ。鎌倉時代以降の称。執事別当。
② 鎌倉鶴岡八幡宮などの、社僧の役職名。
【参照】『日本国語大辞典』 小学館
【読み】なん-かくしき
古人の名。孔子の弟子。
子游等と同時の人。南伯子綦を見よ。
〔莊子、齊物論〕南郭子纂、隱几而坐、仰天而嘘。
〔釋文〕司馬云、居南郭、因爲號。
【眉雪の追記】
楚の昭王の庶弟(異母弟)。南郭は子綦が住んでいた所。
〔『新釈漢文大系』第7巻 老子・荘子(上)『斉物論』篇 p.152〕
【読み】なん-ぱくしき
戰國の人。南丘に遊んで大木を見、其の不材なるが故に、却って其の眞に大なるを知る。
又、南郭子綦・南伯子葵に作る。〔荘子、齊物論・人閒世・大宗師〕
【眉雪の追記】
『荘子』の中で
「南伯子綦は、南郭子綦(斉物論にみえる)と同じ。「伯」は長。従う道が貴く、物の長となりうるので、伯という。」
と解説されている。〔『新釈漢文大系』第7巻 老子・荘子(上)『内篇 人間世第四』篇 p.220〕
『荘子』の中で
「南伯子葵は、南郭子綦の誤りであろう。」
と、解説されている。〔『新釈漢文大系』第7巻 老子・荘子(上)『内篇 人間世第四』篇 p.259〕
【読み】いとん
【意味】墩は、物をずっしりと集積すること。委墩で、まかされて重くのしかかる意か。
【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 15頁 4行目
意味は文庫本の「注」語彙説明(260頁)を引用。
【読み】でんしょう
【意味】田のあぜ。田畠のうね。
〔劉禹錫、插田歌〕田塍望如線、白水光参差。
〔蘇舜欽、遊山詩〕崎嶇縁田塍、時又渉、狹磎。
【読み】でんしょうのあいだ
【意味】田のあぜ道の閒。
〔頼山陽、耶馬渓圖卷記〕與含公南行、行田塍閒、至仙人巖。
【参照】『大漢和辞典』巻七 大修館書店
【読み】しじん
【意味】
1.市街にたちこめるちりやほこり。
〔文例〕「四隣農事促、一径市塵稀」(出典:『蹈海集』三、服部元雄・著)
2.市中の雑踏。町中のにぎわい。
〔文例〕「俗気都にも増せる市塵の中に一夜を過せり」(出典:『三日幻境』北村透谷・著)
〔文例〕「願の如く市塵を遯れて」(出典:『不言不語』尾崎紅葉・著)
3.藤沢周平の長編小説。1988年刊行。儒者、新井白石を主人公に据えた歴史小説。第40回芸術選奨文部大臣賞受賞。
【参照】『日本国語大辞典』6巻 小学館
【読み】はくり
【意味】うすいさけ。醨は、薄い酒、または、汁。
【文例】
「薄醨口ニ上ラズ。饂麵ヲ食シテ去ル。」
『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 204頁 14行目