『輝ける闇』は開高健が、ベトナム戦争中、ルポライターとして米軍に従軍した体験談を小説化したものである。 この中に出て来る七言絶句の漢詩がある。 日本新聞の山田氏が、主人公に餞別せんべつにと言って贈った自作の詩である。 山 …
檜扇/射干 読み:ひおうぎ 意味:細長いヒノキの薄板をとじ連ねて作った扇。 衣冠いかん、または直衣のうしの時、笏しゃくに代えて持つもので、近世では板の数は、 公卿くぎょうは二十五枚、殿上人てんじょうびとは二十三枚、女子は …
〇危於累卵 読み:きお‐るいらん 訓読:累卵より危うし 出典:『史記』范雎蔡沢列伝 〇危猶累卵 読み:きゆう‐るいらん 訓読:危うきこと猶なお累卵のごとし 出典:『韓非子』十過篇 〇累卵之危 読み:るいらん‐のき 訓読: …
山人(さんじん) 【意味】 号(筆名)につける接尾辞。文人・墨客ぼっかくが雅号がごうに添えて用いる語。 山人を「やまびと」と読めば、意味が異なり、通常、山稼やまかせぎをする木こりや炭焼すみやきのことをいう。 かつては、村 …
「しくじる」の当て字 1.失敗る/失敗 出典:「若い人がよく失敗しくじるといふが、全く誠実と熱心が足りないからだ。己おれも多年の経験で、此年このとしになる迄まで遣やつて来たが、どうしても此この二つがないと成功しないね」< …
「おかみさん」「かみさん」「おかみ」「かみさま」の意味と漢字・当て字 1.「おかみ」は、古くは天皇陛下のことを指し示し「お上」。 「上」は「神」の意味した。 従って、「おかみ」は「お神」、「おかみさん」は「お神さん」、「 …
切畳紙 読み:きれたとうがみ/きれたとう/きれたとうし 裁片畳 読み:きれたとう 意味:(「たとう」は厚紙を折りたたんだ小物入れの意)小切こぎれを入れる畳紙。 例文:「宮は故わざと打背うちそむきて、裁片畳きれたたふの内う …
畳紙/帖紙 読み:たとう‐がみ/たとうし/たとう/たたう‐がみ 〘名〙(「たたみがみ」の変化した語) 1.檀紙だんし、鳥とりの子紙こがみなどの紙を折りたたんだもの。懐中して鼻紙また歌の詠草えいそうにも用いる。ふところがみ …
「ネコヤナギ」は「猫柳」と書き(学名: Salix gracilistyla)、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。 山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの一種である。 和名「ネコヤナギ」の由来は、やわらか …
『金色夜叉こんじきやしゃ』は明治30年1月1日元旦から読売新聞に掲載された、尾崎紅葉おざきこうようの連載小説です。 前回は、当時の新聞を画像で紹介しました。 今回は、翌年(明治31年)に単行本化された書籍と、文字や文章を …
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