泰否(たいひ)

泰否

【読み】たい-ひ

【意味】国事や人事の安泰と混乱を言う。

(易で「泰」は天地がまじわり万事が通じる安泰の卦、「否」は天地がまじわらず万事が通じない混乱の卦)

【文例】

「固より人事の泰否は一年又は数年の成り行きを見て決定す可きに非ずと雖も」
<「文明論之概略」福沢諭吉>

否泰

【読み】ひ‐たい

【意味】(「否」「泰」は易の六十四卦の一つで、「否」は陰陽の気が塞されて万物が生命力を失い、
君臣が隔絶して天下が治まらない卦で、「泰」はその逆)

国家、万物などの衰えることと盛んになること。ふさがることと通じること。不運と幸運。不幸と幸福。

七を三つ使った漢字。理義字「㐂」の読み方と意味

【音読み】き  【訓読み】よろこ(ぶ)

【部首】一 (いち)

【意味】よろこぶ。よろこび。嬉しく思う。好む。好き。楽しむ。めでたい。祝い。

 

なお、漢字検定試験の対象外です。

 

街中の飲食店の看板や暖簾で、偶(たま)に見かける「㐂」の字。

「き」と読み、「喜」という漢字の草書体の俗字で、「喜」と同じ意味。

七十七歳の祝いを「喜寿」と言いますが、これは「㐂」が「七十七」と読めることを由来とするそうです。

この様に同じ字を複数で構成する漢字を理義字と呼びます。

 

【店舗名の事例】

「㐂寿司」(きずし) 東京都・人形町/寿司

「和味旬彩 㐂喜」(わみしゅんさい きき) 兵庫県・甲子園/居酒屋

「回転寿司 かね㐂」(かいてんずし かねき)  茨城県/寿司

「富士㐂」(ふじき) 東京都・人形町/とんかつ

「お㐂樂」(おきらく) 東京都・日本橋/焼鳥

「三三㐂」(さんさんなな) 神奈川県川崎市/中華そば

「さえ㐂」( さえき) 京都市左京区/寿司

「天㐂」(てんき) 京都市上京区/懐石料理

「㐂さ起」(きさき) 京都市左京区/京どうふ

理義字とは

理義字(りぎじ)は、広義には、「同じ漢字が複数個組み合わさった漢字」や「形態が奇妙な漢字や面白い形をした漢字」のことを指す。

 

狭義には、同じ漢字を2つ組み合わせて構成される漢字のこと。

3つ組み合わせて構成される漢字は、品字様(ひんじよう)と呼ばれる。

中国語では畳字と呼ばれる。

 

【主な理義字】

1.同じ漢字を2つ組み合わせて構成される漢字。(狭義の理義字)

「双、竝、羽、林、弱、競、朋」など。

2.同じ漢字を3つ組み合わせて構成される漢字。(特に品字様と呼ばれる)

「㐂、品、森、晶、姦、轟、蟲」など。

3.同じ漢字を4つ組み合わせて構成される漢字。

「㠭、朤、」など。

4.上下に同じ漢字を2つ組み合わせて構成される漢字。

「圭、炎」など。

5.文字の中に理義字が含まれる漢字。

「蠢、螽、協、脇、恊、囁、顳、蕊」など。