御多分に漏れず/御多分に洩れず

【読み】ごたぶん に もれず

「御多聞」と書く間違いが非常に多い。

【意味】世間と同じように。例外ではなく。

【例文】

「御多分に洩れずうちの会社も人手が足りない」

「何れ折の内の帰りは、小川か此店(ここ)がお定まりの建場だが、鳥渡(ちょっと)一口気をつけの後は、

内店の拾匁とするとも何様(どう)とも、何(いづ)れ御多分に洩れやすめへ」<人情本・春色梅美婦禰 五>