墨行/墨行(ぼっこう)とは

墨行/墨行

【読み】ぼっ-こう

【意味】墨子の行を奉ずる。

「職を奉ずる」の文例

「支那でも寺院に職を奉ずる天文学者らがいて、星の運行を追跡して日月食を予報する役目を司っていた。」

<「宇宙の始まり」アレニウススヴァンテ>

「モーゼの律法に從へば不具者聖職を奉ずるをえず」<「神曲」ダンテ>

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【関連の四字熟語】

墨名儒行/墨名儒行

【読み】ぼくめい-じゅこう

【意味】儒家を批判している墨家と自称して、儒家の孔子の教えに従って行動する。

【真意】主張している主義と実際に行っていることが食い違っていること。

儒名墨行/儒名墨行

【読み】じゅめい-ぼっこう

【意味】名は儒者と稱すれども、其の行は墨氏の道に合するをいふ。

 

秉公(へいこう)とは

秉公

【読み】へい-こう

【意味】公平を執り守る。

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【読み】へい

【意味】

1.とる。

(イ)もつ。手に握る。

(ロ)心に守る。

2.禾(いね)のたば。禾の一にぎりの束。

3.ますめの稱(はかり)。粟(あわ)十六斛(こく)をいふ。

・・・以下未転記

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泰否(たいひ)否泰(ひたい)とは

泰否

【読み】たい-ひ

【意味】国事や人事の安泰と混乱を言う。

(易で「泰」は天地がまじわり万事が通じる安泰の卦、「否」は天地がまじわらず万事が通じない混乱の卦)

【文例】

「固より人事の泰否は一年又は数年の成り行きを見て決定す可きに非ずと雖も」
<「文明論之概略」福沢諭吉>

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否泰

【読み】ひ‐たい

【意味】(「否」「泰」は易の六十四卦の一つで、「否」は陰陽の気が塞されて万物が生命力を失い、君臣が隔絶して天下が治まらない卦で、「泰」はその逆)

国家、万物などの衰えることと盛んになること。ふさがることと通じること。不運と幸運。不幸と幸福。