詩筵
読み:しえん
意味:詩人・文人などの会合の席。
詩宴
読み:しえん
意味:詩を詠む席。詩を詠みあってはる宴。飲食を伴う宴。
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二文字三文字熟語
読み:しえん
意味:詩人・文人などの会合の席。
読み:しえん
意味:詩を詠む席。詩を詠みあってはる宴。飲食を伴う宴。
【読み】ざん-がい
【意味】
1.余命のこと。〔参考〕『富山女子短期大学紀要(18)』 出版年月:1983.04 p.35
2.残りわずかな生涯。〔参考〕『北陸古典研究(12)』 出版者:北陸古典研究会 出版年月:1997.10 p.119
3.残る生涯。余命。〔参考〕『夢花詩』 著者:若林欽堂 出版者:燔祭編集室 出版年月:1984.09 p.14
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【例文】
五十纔カニ過ギテ鬢已ニ華。悠悠心迹残涯ヲ送ル。詩夢ノ春草ヲ尋フコト無カル可ケンヤ。
【例文の出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 252頁 2行目
【読み】えんやく
【意味】婉曲で含みがある。
【例文】「時ニ殺気ヲ見ルノ間綿麗ノ語ヲナス。則マタ黄鸝ノ百囀スルガ如ク、婉約喜ブベシ。」
【例文の出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 193頁 12行目
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婉曲
〔読み〕えんきょく
〔意味〕表現が遠回しになさま。
【読み】りょく-しゅ
【意味】緑色を含んだ酒。良い酒。
説明の詳細は、このPDF画像で。緑酒01
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店・出版
【例文の出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 158頁 1行目と162頁 9行目
【読み】しょうじ
一、ちひさい子。こども。幼者。
〔列子、湯問〕孔子東游、見兩小兒辯鬭。
〔史記、淮陰侯傳〕王素嫚無禮、今拜大将、如呼小兒耳。
〔漢書、西域下、車師後長城國傳〕殺校尉刁護及子男四人諸昆弟子男、獨遺婦女小兒。
二、自分の子をいふ謙辭。
〔呉志、孫皓傳、注〕小兒無徳致客、學者多貧、故爲廣被、庶可得與氣類接也。
〔北史、元行恭傳〕父文遙嘗謂盧師道曰、小兒比日微有所知、是大弟之力。
〔類書纂要〕自稱子曰賤息、又曰小兒・蠢頑・頑兒・小頑。
三、人を賤しめていふ語。つまらぬもの。小人。
〔晉書、陶潛傳〕吾豈能折腰、向郷里小兒耶。
〔老學庵筆記、六〕晉語、兒人二字通用、云云、陶淵明不欲束帯見郷里小兒、亦是以小人爲小兒耳、故宋書云郷里小人也。
四、小さい方の子。弟をいふ。轉じて、人物のすぐれた幼者をいふ。大兒の對。
〔後漢書、禰衡傳〕(禰衡)常稱曰、大兒孔文擧、小兒楊徳祖、餘子碌碌、莫足數也。
〔杜甫、徐卿二子歌〕大兒九齢色清徹、秋水爲紳玉爲骨、小兒五歳氣食牛、滿堂賓客皆廻頭。
五、唐代、給役の人をいふ。めしつかひ。こもの。
〔資治通鑑、唐紀〕(順宗、永貞元年)如宮市五坊小兒之類。
〔注〕小兒者、給役五坊者也、唐時給役者、多呼爲小兒、如苑監小兒・飛龍小兒・五坊小兒童、是也。
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店
【例文の出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 156頁
【読み】たいじ
【意味】
年の多い兒。兄をいふ。轉じて、二人のすぐれた人物のうちの年長者をいふ。
小兒の對。大兒小兒を見よ。
〔木蘭辭〕阿耶無大兒、木蘭無長兄。
〔楊萬里、詩〕大兒長孺赴零陵。
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店
【例文の出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 155頁
【読み】たいじ-しょうじ
【意味】
兄と弟。轉じて、二人のすぐれた人物の長者を大兒、幼者を小兒といふ。
〔後漢書、禰衡傳〕衡唯善魯國孔融及弘農楊脩、常称曰、大兒孔文擧、小兒楊徳祖、餘子碌碌、莫足數也。
〔杜甫、最能行〕小兒學問止論語、大兒結束随商旅。
〔杜甫、徐卿二子歌〕君不見徐卿二子生絶奇、感應吉夢相追随、孔子釋氏親抱送、並是天上麒麟兒、大兒九齢色清徹、秋水爲神玉爲骨、小兒五歳氣食牛、滿堂賓客皆廻頭、吾知徐公百不憂、積善袞袞生公侯、丈夫生兒有如此、二雛者名位、豈肯卑微休。
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店
【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 156頁