鴨嘴
【読み】かものはし
【意味】鳥に近い獣。かわうそに似て小、顎は長くして角鞘を被り、鴨の嘴の狀をなすより云ふ。
【参照】『大漢和辞典』 大修館書店
【語彙説明】
〇角鞘(かくしょう)・・・ウシやヤギなどの一部の動物が持つ洞角どうかくを構成する、ケラチンというタンパク質でできた外側の鞘(さや)のこと。
〇洞角(どうかく)・・・ウシ科とプロングホーン科の角である。
生きた骨の核を、タンパク質とケラチン(角鞘)が覆っている。角鞘のみに着眼すると空洞であることから、このように呼ばれる。角鞘は皮膚の表皮が強く角質化したものである。