騒人緇流(そうじん しりゅう)とは

騒人緇流

【読み】そうじん しりゅう

【意味】

騒人は、屈原の「離騒」に基づく語で、詩人・文人をいう。

緇流は、僧侶。緇は、僧衣の黒染めの色をいう。

【出典】『下谷叢話』 永井荷風・著 岩波文庫 2000年9月14日発行 14頁 13行目

「尾濃ノ間騒人緇流そうじんしりゅうソノ高風ヲ慕ヒ遊ブ者常ニ数十人。」

意味は文庫本の「注」語彙説明(260頁)を引用。解説者は成瀬哲生なるせてつお教授(山科大学)。

註:図書館で数種の辞書字典に当ったが見つからなかったので、文庫本の解説を引用させて頂いた。

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