論駁

【読み】 ろんばく

【意味】 相手の論や説の誤りを論じて攻撃すること

【例文1】 二人は、各々、自説を固守して、極力論駁を試みた。(「煙管」芥川竜之介)

【例文2】 衆説論駁して、互いに見る所を執る。(顔師古)

註:例文2は、『佩文韻府』「論駁」の項目に「衆説論駁、互執所見」とあるが、

元々は「衆説舛駁、互執所見」であり、転記間違いと思われる。