「金田一君」とは、探偵ではありませんよ(笑)
当時、国語審議会の座長だった金田一京助博士のこと。
太田行蔵氏が、(金田一博士に敬意を表して)新字と新假名遣いで、諄々と語りかけるが如く「新假名遣い」「新字体」「漢字制限」など拙速である点を指摘している。
その著書『日本語を愛する人に』、これに副題を付すと ・・・・・ 「もうたくさんだ!」となった(笑)
現在絶版であり、全国でも国会図書館を含めて2ケ所にしか蔵書されていなかった。
こんな良書が文庫本に収められていないのは、残念至極!この度、全文掲載した。
『日本語を愛する人に』 全文PDFにて掲載。
→ 全文
この書を出す前に、太田氏は、
『現代假名遣批判と今後の國語敎育』も上梓している。全文PDFにて掲載。
國語教師を目指す方は、必須の書ではないかと思う。
50ページ弱、小冊子程度の内容です。